JMホールディングス、中間決算は増収も営業・経常利益は減益
JMホールディングス(茨城県)が3月14日に発表した2025年7月期第2四半期決算(連結2024年8月1日~2025年1月31日)は、売上高が前年同期比6.7%増の928億3,600万円、営業利益が4.9%減の49億7,400万円、経常利益は5.4%減の50億4,900万円となり、増収となったものの営業・経常利益については前年同期の実績を下回った。
中間連結会計期間は、スーパーマーケット事業、外食事業の既存店売上高が順調に推移したことで増収を達成。一方、大阪エリアへの新規出店などで一過性の費用が発生したことや、米を中心とした食品などの相場高が影響し、売上総利益率は前年より0.45ポイント低下して28.23%となり、売上総利益は12億6,500万円増にとどまった。
また、販管費が15億2,400万円増えたことから、2億5,800万円の営業減益につながった。
スーパーマーケット事業(ジャパンミート生鮮館、ジャパンミート卸売市場、パワーマート、食肉卸売センターMEAT Meet、肉のハナマサ、スーパーみらべる)の売上高は905億9,200万円。前年に比べて57億8,400万円増(6.8%増)となったが、セグメント利益(営業利益)は3億300万円減(6.1%減)の46億5,500万円と伸びを欠いた。
中間期の新規出店は、「肉のハナマサPLUS」を大阪市に3店舗を出店し、神奈川県川崎市に1店舗を出店。スーパーマーケット事業における中間期末の店舗数は108店舗となり、前中間期末より3店舗増加した。
なお、2025年7月期の連結業績については、売上高で4.4%増の1,800億円、営業利益で8.2%増の99億円、経常利益で7.3%増の100億円、純利益で13.4%増の62億円を計画。増収増益の決算を予想した。