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ツルハHD、日本の流通小売業として初のツルハデータクリーンルームを構築

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ツルハHDのツルハデータクリーンルーム
(画像)アドインテ・ニュースリリースより

 IoTとAIを活用し、流通小売業・メーカー向けのDX支援やリテールメディアの開発・運用を行うアドインテ(京都府)は、ツルハホールディングス(北海道)と協業し、ツルハグループのリテールメディア領域において、ユーザーのプライバシーを保護しながら安全な環境で分析を行うことができる「ツルハデータクリーンルーム(DCR)」を構築したと2月5日に発表した。

 「ツルハグループデータクリーンルーム」は、個人を特定することなく、ツルハグループのデータを安全に活用できる点が特徴だ。

 これにより、全国約2,636店舗(2024年11月15日現在)を構える巨大なドラッグストアであるツルハグループの顧客の来店・購買情報を活用し、自社のキャンペーン参加への影響などを匿名性を担保しつつ、データとして可視化できるようになった。さらに、可視化したデータを基に新たなキャンペーンの訴求も行うことが可能だ。

 また、ツルハグループの保有データと広告主のデータを安全な環境で組み合わせることで、実際に店舗で購買が行われたか、どのような購買行動を取る顧客なのかといった様々な分析が可能になる。この掛け合わせたデータを活用することで、より精度が高く、効果が可視化できるデジタル広告を配信する。

■活用イメージ

ツルハHDのツルハデータクリーンルームの活用イメージ
(画像)アドインテ・ニュースリリースより

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