JR東日本、次世代型商業施設「エキュート秋葉原」2025年4月オープン

JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー(東京都)は、JR秋葉原駅構内にエキナカ商業施設「エキュート秋葉原」(千代田区)を2025年4月に開業する。
同施設は、オールキャッシュレス化やセルフレジ・集中レジを導入し、人手不足の解消と顧客体験価値(CX)の向上を両立させる。また、循環型社会の実現に向け、駅の忘れ物として多いビニール傘を買い物カゴにアップサイクルする。さらには、J-クレジットの活用、秋葉原の文化であるゲームを通じた地域活性化を推進し、持続可能な次世代型の商業施設を目指す。
一部の売場には、複数のショップで選んだ商品をまとめて会計できる、エキュート初の「集中レジ」を設置する。従来のスタッフを介した買い物に加え、カウンターを設けない売場レイアウトやセルフレジを導入する。
また、警備業界への導入実績でNo.1のシェアを誇るugo(千代田区)のロボット「ugo Pro」を、商業施設として初めて接客・案内キャストとして導入する。「ugo Pro」には、生成AI(大規模言語モデル:LLM)を活用した「案内ロボットソリューション」が搭載され、幅広いお客への案内業務、簡単な接客業務、緊急時の一次対応が可能となる見込みだ。

【概要】
■施設名称:エキュート秋葉原
■開発運営:株式会社JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー
■開業予定:2025年4月
■施設所在地:〒101-0021東京都千代田区外神田1丁目 JR秋葉原駅1階(改札内)
■店舗面積:約900㎡
■想定店舗数:約20店舗