マミーマート(埼玉県)は、2025年10月1日より持株会社体制へ移行し、同日付で社名を「株式会社マミーマートホールディングス」に変更することを決定した。
この体制移行は、スーパーマーケット事業の運営とグループ全体の管理業務を分離し、効率的な経営体制を構築することで、企業価値の向上を目指すものである。商号変更と定款変更は、2024年12月20日に開催予定の株主総会での承認を経て実施される見込みだ。
マミーマートは、埼玉県を中心に「マミーマート」「生鮮市場 TOP!」「マミープラス」など78店舗を展開し、2024年9月期には営業収益1,607億円を達成している。持株会社体制移行後は、持株会社がグループ戦略と経営監督に特化し、事業子会社が事業運営を担うことで、ガバナンスの強化と監督・執行の分離を図る。
分割方式として、マミーマートのスーパーマーケット事業を新設会社「株式会社マミーマート」に承継させ、現会社は「マミーマートホールディングス」としてグループ戦略管理を担う。