JR西日本、大阪駅直結『サウスゲートビルディング』の大規模リニューアル始動
JR西日本ステーションシティ(大阪府)は、大丸松坂屋百貨店(東京都)とJR西日本SC開発(大阪府)の3社で連携し、「サウスゲートビルディング」の大規模リニューアル計画を始動する。グランドオープンは2029年を予定しており、2025年秋から約4年をかけて施設全体を段階的にリニューアルする。
同施設は、JR大阪駅に直結する複合商業施設で、百貨店、ホテル、クリニックなどが入居している。もともとは1983年に「アクティ大阪」という名称で、地上27階、地下4階の巨大複合施設として開業しており、2011年に地上15階のビルが増設され「サウスゲートビルディング」として生まれ変わった。
大阪駅周辺には2023年に「JPタワー大阪」、2024年に「イノゲート大阪」などが開業し新エリアが次々と誕生している。この流れをさらに進めるため、今回、大阪駅に直結する「サウスゲートビルディング」(商業エリア:地下2階~地上15階部分)を全面刷新し、個性的な商業施設として再構築する。
新たなサウスゲートビルディングの商業エリアについては、地下2階~9階を大丸松坂屋百貨店が、10階~15階をJR西日本SC開発が運営する計画だ。
【サウスゲートビルディング 概要】
開業:2011年3月(アクティ大阪としては1983年開業)
階数:地下4階・地上27階(今回リニューアル対象は地下2階~地上15階部分)
敷地面積:約10,075㎡
延床面積:約171,000㎡