10月7日にクリエイトSDホールディングス(神奈川県)が発表した2025年5月期第1四半期決算(連結2024年6月1日~8月31日)は、売上高が前年同期比9.4%増の1,138億円、営業利益が10.7%増の52億円、経常利益は11.9%増の54億円で、増収・2ケタ増益となった。
ドラッグストア事業においては、EDLP施策を継続して推進。ワンストップ・ショートタイムショッピングの実現を目指し、調剤薬局の併設、生鮮食品をはじめとした食品の品揃え強化を進め、小商圏における利便性と専門性の向上に引き続き取り組んだ。
第1四半期は、ドラッグストア10店舗を新規出店し、調剤薬局はドラッグストアへ6店舗を開設。既存店の売上・客数は前年同期を上回り、調剤部門はドラッグストア併設店舗の増加、急性期処方の増加を受けて処方箋応需枚数、処方箋単価が堅調に推移。経費面では、ローコストオペレーションを徹底し、人件費をはじめとした経費削減に取り組んだ結果、売上・利益とも前年および計画を上回った。
売上総利益は23億8,100万円増の290億5,900万円。売上総利益率は0.1ポイントほど減らして25.51%となったが、販管費が18億7,300万円増の237億7,500万円に止まったことから、営業利益を前年同期に比べて5億900万円増やした。
2025年5月期の連結業績については、売上高で8.4%増の4,576億円、営業利益で8.8%増の220億円、経常利益で7.3%増の224億円を予想した。