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リテールパートナーズ、エフピコと「エコストア共同宣言」でリサイクル推進へ

7月10日に行われた記者会見の様子
7月10日に行われた記者会見の様子(リテールパートナーズ ニュースリリースより)

 リテールパートナーズ(山口県)は、エフピコ(広島県)と「エコストア共同宣言」を行った。この宣言により、店頭で回収された使用済み食品トレーを新たな食品トレーに再生する「トレーtoトレー」および使用済みペットボトルを回収し新たな透明容器に再生する「ボトルto透明容器」の水平リサイクルを推進するための協働を開始した。

 また、地域の消費者の参加を促進するため、売り場と連動した取り組みや店頭での環境イベント、こども勉強会なども開催する予定である。

 リテールパートナーズは、環境に配慮した商品づくりと提供、省エネルギー、省資源化、廃棄物削減と資源の有効活用、地域社会の環境保全活動を支援することを目指している。一方、エフピコでは、「トレーtoトレー」および「ボトルto透明容器」を長年実施しており、今回の協働で持続可能な循環型リサイクルの実現がさらに加速することが期待される。

 具体的には、地域の家庭で出た使用済み食品トレーおよびペットボトルをリテールパートナーズ店舗で回収し、エフピコがそれを再資源化してエコトレーやエコ透明容器に再生し、再び店舗に並ぶことで「水平リサイクル」と「循環型リサイクル」を実現する。

 リテールパートナーズは、2024年2月期に使用済み食品トレーの回収量371トン、使用済みペットボトルの回収量90トンを達成し、これにより1,301トンのCO2排出量抑制に貢献した。今後は、2025年2月期までに使用済み食品トレー回収量380トン、使用済みペットボトル回収量100トン、CO2排出量抑制年間1,400トンを目指す。

(リテールパートナーズ ニュースリリースより)