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マックスバリュ関東、VR店員案内カウンターを導入、店舗運営の効率化へ

マックスバリュ関東の一部店舗で導入したVRを活用した案内カウンター
(kiwami ニュースリリースより)

 マックスバリュ関東(東京都)は8月6日、3DCGアバターを活用した通話システムなどを提供するkiwami(東京都)が開発した「xR Cast Concierge(コンシェルジュ)」を導入し、田無芝久保店(東京都西東京市)および津田山店(神奈川県川崎市)でVR店員案内カウンターを設置し、スタッフに専用のスマートウォッチを支給した。

 kiwamiのバーチャルキャラクター接客システム「xR Cast」は、法人向け3Dアバター、動画プロモーション、遠隔接客、自動応対などのサービスを提供している。今回導入されたVR店員案内カウンターでは、顧客が店内地図やサービスの確認を自ら行うことができ、店舗では案内動画の放映も可能となる。顧客が有人対応を希望する場合、ボタンを押すだけでスタッフのスマートウォッチに通知が送られ、専任スタッフを即座に呼び出すことができる。

 また、津田山店の案内カウンターには人感センサーが搭載されており、人通りを感知するとアバターが話しかける仕組みとなっている。これにより、顧客が新しい形の窓口を利用する際のハードルを下げ、利用促進が期待される。

 この導入により、労働人口の減少に対応し、店舗運営の効率化を図る一方で、先進的なデジタル技術を活用しながらも人間らしさを損なわない顧客体験の提供を目指す。

xR Cast Concierge(コンシェルジュ)イメージ(kiwami ニュースリリースより)