JMHD 第2四半期は売上高・営業利益とも大幅増
3月13日にJMホールディングス(茨城県)が発表した2024年7月期第2四半期決算(連結2023年8月1日~2024年1月31日)は、売上高が前年同期比16.9%増の869億7,200万円、営業利益は30.6%増の52億3,200万円となり、大幅な増収増益で半期を折り返した。
第2四半期連結累計期間は、スーパーマーケット事業、外食事業の既存店売上高が順調に推移したことや、前期に出店した3店舗と2023年3月からグループ入りしたスーパーみらべるの売上寄与により、売上高で125億5,800万円をかさ上げした。
売上総利益は18.6%増の249億4,500万円、売上総利益率は0.4ポイント増やして28.68%。一方、販管費は15.8%増の197億1,200万円となったものの、売上高比で0.2ポイント減らして22.66%となったことが、営業利益の増益幅を大きくした。
スーパーマーマーケット事業については、青果・鮮魚・惣菜の専門店をグループ化、合併することで業容を拡大した経緯から、各店舗内でそれぞれの専門性を発揮。また、特定の商品を大量に陳列し、顧客へアピールすることで、購買意欲を高める「異常値販売(単品大量販売)」を定期的に実施したほか、精肉については、加工物流センターでの大量かつ効率的な加工に加え、店舗内でも必要に応じて加工を行い、売れ筋に対応した商品の速やかな提供によって、販売機会ロス削減に努めた。また、ジャパンミートや肉のハナマサにおいては、品質・味・価格にこだわったPB商品の開発を継続的に行っている。その結果、スーパーマーケット事業の売上高は17.1%増の848億800万円、セグメント利益(営業利益)は32.7%増の49億5,900万円の大幅な伸びを達成した。
2024年7月期の連結業績については、売上高が9.2%増の1,690億円、営業利益は6.3%増の77億円、経常利益は5.7%増の78億4,000万円、当期純利益については7.3%増の47億4,000万円を見込んでいる。