セブン&アイ、グループ共有インフラ「流山キッチン」稼働 食品加工・製造

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セブン&アイのグループ共有インフラ「Peace Deli流山キッチン」
イトーヨーカ堂とヨークの首都圏約200店に商品を供給する

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は3月28日から、子会社のイトーヨーカ堂とヨークの首都圏約200店に商品を供給する食品加工・製造工場「Peace Deli(ピースデリ)流山キッチン」(千葉県流山市)を稼働させる。

 流山キッチンは、精肉・鮮魚といった生鮮品の加工処理を行うプロセスセンターと、ミールキットなど調理済み食品を製造するセントラルキッチンの機能を合わせ持つ。今後、セブン-イレブン店舗向けの商品やイトーヨーカドーネットスーパー専用商品の供給なども予定している。

 セブン&アイが、グループ各社に商品を供給する食品加工・製造工場を稼働させるのは初めて。グループ共有インフラとして活用し、食品事業の強化を進めていく。また、プラスチック削減など環境配慮型商品を製造するための設備も導入しており、グループ各店舗に環境にもやさしい商品を効率よく供給していく。

 流山キッチンの延床面積は7926㎡。セブン&アイが40%、ヨーカ堂とヨークが30%ずつ出資して設立したピースデリ(東京都千代田区)が運営する。

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