平和堂、男性の育児休業取得率100%を達成 連続5日間取得を義務化

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男性育児休暇 イメージ
対象の男性社員70人全員が育休を取得した

 滋賀県が地盤の平和堂は、2022年度の男性社員の育児休暇取得率が100%に達したと発表した。同年度から5日連続の育休取得を義務化したことで、21年度に男性対象者57人中1人しか取得しなかった育休を、22年度は70人全員が取得した。

 同社は育休制度を改定し、22年2月16日から運用を開始した。改定後の制度では、子の出生後8週間以内に5日間連続の育休取得を義務化した。出産者本人は、産後8週間は育休期間に該当するため、実質的に男性を対象とした義務化となった。

 22年度の男性取得者70人のうち、連続5日間取得は59人、連続6日間以上の取得は11人、平均取得日数は11.04日だった(産後8週間を超える期間の取得者を含む)。

 制度改定の内容には、上長との面談や「子育て応援パック」の配布が含まれる。子育て応援パックには、育児に関する制度の解説書や育休取得意向確認書、育休取得期間や家事分担の計画表、育休申請書などが入っている。

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