マックスバリュ西日本、電気自動車で移動販売 広島・呉で実証運用

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マックスバリュ西日本移動スーパー
EV移動販売車は1回の充電で約100kmの走行が可能。移動販売では1日に40〜60kmを走行する

 マックスバリュ西日本(広島市)は、広島県呉市で小型の電気自動車(EV)を使った移動販売の実証運用を始めた。商用EVによる移動販売はイオングループで初の試み。

 EV移動販売車は、通常の移動販売車と同様に冷蔵設備を備えており、生鮮品や加工食品、日用品など約400品目の商品を積載する。マックスバリュ広東店(呉市)を拠点に、週5日、1日に約10カ所を巡回して販売を行う。

 EV移動販売車は1回の充電で約100kmの走行が可能。移動販売では1日に40〜60kmを走行する。車両の屋根には太陽光パネルを設置し、運行時に電力を供給する。通常のガソリンエンジン車と比較して、二酸化炭素排出量を大きく削減できる。

 マックスバリュ西日本では、主に中山間部の住民を対象として、2013年から移動販売を行っている。

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