キリン堂、店内に「日本百貨店」の常設売場 関西・北陸・四国の店舗で
ドラッグストアのキリン堂は、日本各地のこだわりの商品を取り扱うセレクトショップを展開する日本百貨店(東京都港区)とのコラボレーション店舗の展開に乗り出す。日本百貨店がプロデュースする「ショップ・イン・ショップ」形式の常設売場を、関西、北陸、四国の店舗に設置する。
「日本百貨店マルシェ」と名付けた売場を設け、いいね(東京都)の「ICHIBIKO いちごミルクのもと」、岡伊三郎商店(島根県)の「フルーツ寒天 フルーツポンチ味」、伊藤漬物(秋田県)の「いぶりがっこタルタルソース燻」など日本百貨店で人気の商品のほか、月替わりのテーマに沿って季節商品を販売する。
12月23日にキリン堂の「弁天町店」(大阪市)や「北島店」(徳島県北島町)など5店に日本百貨店マルシェを開設、2023年1月以降は「阪急茨木店」(大阪府茨木市)、「草津追分店」(滋賀県草津市)、「額新保店」(金沢市)などでも順次導入する。
キリン堂ホールディングス傘下のキリン堂は、関西を中心に約400店のドラッグストア、薬局を展開している。一方、日本百貨店は大型店舗「日本百貨店しょくひんかん」(東京都千代田区)など直営店6店とオンラインショップの運営のほか、卸売も行っている。