三菱電機が通期予想を下方修正、中国向け減少で

2019/02/04 16:20
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三菱電機
2月4日、三菱電機は、2019年3月期の連結業績予想(国際会計基準)を下方修正した。写真は千葉で2017年10月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

 

[東京 4日 ロイター] – 三菱電機は4日、2019年3月期連結業績予想(国際会計基準)を下方修正した。産業メカトロニクス部門や電子デバイス部門で中国向け需要が減少していることを反映させた。

 

 営業利益予想は前年比13.0%減の2850億円に下方修正した。従来計画は同6.9%減の3050億円だった。修正後の会社予想はリフィニティブがまとめたアナリスト21人の予測平均値3103億円を8.1%下回っている。

 

 売上高も前年比1.3%増の4兆5000億円に下方修正した。従来予想は同1.5%増の4兆5100億円だった。

 

 2018年4―12月期連結決算は、売上高は前年比2.4%増の3兆2641億円、営業利益は同15.3%減の2014億円だった。

 

 主力の産業メカトロニクス部門は、FA(ファクトリーオートメーション=工場の自動化)システム事業で海外の有機ELやスマートフォン関連の設備投資が減少した。

(志田義寧)

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