ファミリーマートが「無印良品」の取り扱い終了、全店で順次
ファミリーマートは1月30日、良品計画から供給を受けている「無印良品」の取り扱いを終了すると発表した。無印良品の発注を中止し、全店舗で順次、販売を取りやめる。
ファミリーマートと良品計画は旧セゾングループに属していたため、ファミリーマートでは無印良品の生活雑貨や文具、加工食品などを販売してきた。ファミリーマートの親会社ユニー・ファミリーマートホールディングスが2018年8月に伊藤忠商事の子会社となるなど、近年は企業同士の関係性が薄れてきたこともあり、取り扱いをやめることを決めた。
良品計画からファミリーマートへの商品供給高は、18年2月期で約82億円(前期比5.6%減)だった。
無印良品は西友のプライベートブランドとしてスタートし、その後、良品計画として独立した。米ウォルマート子会社となった西友は、現在も無印良品を取り扱っている。