【米ストップ＆ショップ】スーパーマーケットの元祖「キング・カレン」を買収

Tweet

Pocket

　オランダを本拠とするアホールド・デレーズは1月4日、米国法人アホールド・デレーズUSA傘下のストップ＆ショップが、ニューヨークのロングアイランドを地盤とするキングカレン（King Kullen）を買収すると発表した。

　キングカレンは大恐慌直後の1930年に1号店をオープン、従来の食料品店に比べて大型で集中レジを備えたこの店舗が、米国におけるスーパーマーケット第1号店とされている。

　ストップ＆ショップは「キングカレン」32店舗と自然食品スーパー「ワイルド・バイ・ネイチャー」5店舗、およびキングカレンの本社オフィスを2019年第1四半期中に取得する。買収金額は非公表。

　アホールド・デレーズは、オランダのロイヤル・アホールドとベルギーのデレーズが2016年7月に経営統合して誕生。欧州と米国、インドネシアで6700店舗以上を展開している。