大衆薬事業の売却は最優先事項ではない=ウェバー・武田社長

2019/01/08 08:00
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1月7日、武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長(写真)は、記者会見し、大衆薬事業の売却は同社にとって最優先事項ではないと語った。写真は都内で昨年7月撮影(2019年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 

[東京 7日 ロイター] – 武田薬品工業<4502.T>のクリストフ・ウェバー社長は7日、記者会見し、大衆薬事業の売却は同社にとって最優先事項ではないと語った。

 

ウェバー社長は同時に、日本以外でパフォーマンスのよくない事業もある、との見方を示した。

 

ウェバー社長は昨年11月、報道各社のインタビューで、非中枢分野の事業売却を加速する考えを示していた。

 

武田は7日、アイルランドの製薬大手シャイアー<SHP.L>の買収の対価の一部として、普通株式約7億7000万株を発行すると発表した。払い込み金額は1株7601円。現物出資財産の価格は約5兆8550億円となる。

 

(梅川崇 日本語記事編集:石田仁志)

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