世界小売売上高、アマゾンが世界ランキング6位に、イオンは12位=デロイト調べ
デロイトトーマツコンサルティングがまとめた「世界の小売業ランキング2018」によると、2016年度の小売事業の売上高に基づくランキングで、米アマゾン・ドットコムが前年から順位を4つ上げ、第6位となった。
第1位は20年以上連続で米ウォルマートだった。小売事業の売上高はウォルマートが4858億ドル(約53兆4380億円)とアマゾンの5倍ほどの規模があるが、前年度と比べた伸び率ではアマゾンが19.4%増とウォルマートの0.8%増を大きく上回った。
第2位の米コストコ、第3位の米クローガー、第4位の独シュバルツ、第5位の米ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは前年度と同じ順位だった。
日本企業で最上位は12位のイオン、セブン&アイ・ホールディングスは20位、ファーストリテイリングは58位だった。上位250社に入った日本企業は32社で、前年の調査より2社増えた。