【ココカラファイン】オンライン診療サービスのメドケアと資本提携
ドラッグストア大手のココカラファイン（横浜市）は4月27日、オンライン診療サービスのメドケア（東京都新宿区）と資本提携した。メドケアが実施した第三者割当増資を引き受け、同社に出資した。出資額などは非公表。
メドケアは医師によるオンライン診療を通じて、社員の生活習慣病の重症化を予防するサービス「MEDICALLY」を企業向けに提供している。ココカラファインはオンライン診療を行う病院や医師と自社の調剤薬局や薬剤師、管理栄養士などとの連携を深めることで、病気予防と医療費抑制に貢献するサービスを拡大させる。
ココカラファインは今春、ヘルスケア関連のベンチャー企業に投資する「ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンド」（運営会社はキャピタルメディカ・ベンチャーズ）に出資。ヘルスケア領域でユニークな商品やサービスを提供する企業との連携を深めることで、新たな事業の創出を狙っている。
なお、ココカラファインは同日、2018年3月期の連結営業利益が前期比34.9％増の137億円になったようだと発表した。売上総利益率の改善やオペレーション効率の向上で、従来予想に比べて23億円の上振れとなった。連結売上高は3.4％増の3900億円と従来予想通りでの着地となったようだ。
