【ツルハHD】愛知のドラッグストア、ビー・アンド・ディーを子会社化
ドラッグストア大手のツルハホールディングス(HD)は4月24日、愛知県が地盤の同業、ビー・アンド・ディーHD(愛知県春日井市)を子会社化すると発表した。
ビー・アンド・ディーHDは100%子会社のビー・アンド・ディーを通じて愛知県内でドラッグストアと調剤薬局を65店舗(うち調剤薬局は14店舗)運営している。ツルハHDはグループ全体で1914店舗(4月15日時点)を展開しているが、愛知県での出店は「ツルハドラッグ」8店舗にとどまる。ビー・アンド・ディーHDを傘下に収めることで愛知県での地盤を強化する。
ビー・アンド・ディーHDの2017年5月期の売上高は265億円、経常利益は1400万円。ツルハHDは5月22日をめどにビー・アンド・ディーHDの全株式を取得する。取得額は非公表。
ツルハHDは17年9月、杏林堂グループHD(静岡県浜松市)を子会社化し、同社の子会社である杏林堂薬局が静岡県内で運営するドラッグストアと調剤薬局の計78店舗を取得している。