【ココカラファイン】ヘルスケア関連のベンチャーファンドに出資
ドラッグストアのココカラファイン(横浜市)は、ヘルスケア関連のベンチャー企業に投資するファンドに出資した。ヘルスケア領域でユニークな商品やサービスを提供する企業との連携を深めることで、事業シナジーの創出を期待する。
出資したのは、キャピタルメディカ・ベンチャーズ(東京都港区)が神奈川県などと連携して組成した「ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンド」で、神奈川県のほか中小企業基盤整備機構、横浜銀行、神奈川銀行などが出資、3月30日から運用を開始した。ドラッグストア業界からの出資はココカラファインのみとなっている。
ファンドの出資金総額は11億5000万円で、引き続き出資者を増やしていく。第1弾として、稼働式の授乳室などを運営するTrim(トリム、横浜市)や乳がん診断装置の研究開発を行う東京大学発ベンチャーのLily MedTech(リリーメドテック、東京都文京区)、生命科学分野の人工知能開発を行うハカルス(京都市)など4社に投資した。