調剤薬局最大手のアインホールディングス(HD、札幌市)は12月5日、2018年4月期の連結営業利益が前期比23.6%増の180億円になりそうだと発表した。従来予想に比べて14億円の上方修正となる。連結売上高予想は7.8%増の2675億円で据え置いた。
主力の医薬(調剤薬局)事業において、薬剤科単価が当初の想定を上回って推移しているほか、医薬事業、物販(ドラッグストア)事業ともに業務効率化の推進によってコスト削減が進んだ。物販事業は既存店が好調に推移していることもあって、通期で黒字化を見込んでいる。
同日発表した17年5~10月期の連結業績は、売上高が前年同期比13.3%増の1323億円、営業利益が65.7%増の83億円だった。