食品スーパー大手のヤオコー(埼玉県川越市)が発表した2017年4?9月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が2037億円、本業での儲けを示す営業利益が100億円だった。
同社は今期から連結決算に移行したため、連結ベースでの前年比較はできない。単体での営業収益は前年同期比5.1%増の1784億円、営業利益は2.3%増の90億円だった。
ヤオコーは今年4月、神奈川県を中心に10店舗を運営する同業のエイヴイ(神奈川県横須賀市)とその関係会社を完全子会社化しており、この連結効果も業績を押し上げた。エイヴイの16年3月期の売上高は483億円、営業利益は22億円だった。
新規出店は7月に開業した「流山おおたかの森店」(千葉県流山市)の1店のみで、8月に1店舗を閉鎖したため、単体での店舗数は154店舗、エイヴイを含めるとグループ全体で164店舗となった。
下期は10月20日に開業した「館林アゼリアモール店」(群馬県館林店)など計5店舗を新設する計画。18年3月期の連結業績は、営業収益が4000億円、営業利益は165億円を見込む。