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【ツルハHD】静岡が地盤の杏林堂薬局を子会社化、売上高7000億円に迫る

 ツルハホールディングス(HD)は、静岡県でドラッグストアと調剤薬局を展開する杏林堂薬局(浜松市)を子会社化する。

 杏林堂薬局は浜松市を中心に県内で77店舗(4月15日現在)を営業しており、2017年4月期の売上高は894億円、営業利益は27億円。ツルハHDの連結売上高は18年5月期で6000億円を見込んでおり、杏林堂薬局を傘下に収めることで19年5月期に売上高7000億円という中期目標の達成に大きく近づく。

 杏林堂薬局の株式を100%保有する杏林堂グループHDの発行済み株式の51%を9月下旬に取得する。取得価格は今後、協議のうえ決定する。子会社化した後は、プライベートブランドの供給や共同仕入れ、情報システムの共有などを進める。

 ツルハHDは、傘下のツルハやくすりの福太郎、レデイ薬局などを通じて北海道から中国・四国地方まで1755店舗(5月15日現在)を展開しているが、静岡県には店舗がない。