セブン&アイ・ホールディングスは東海地方で初となる自社開発の大型ショッピングセンター(SC)「PRIMETREE AKAIKE(プライムツリー赤池)」(愛知県日進市)を11月下旬に開業することを明らかにした。
場所は地下鉄鶴舞線・名鉄豊田線「赤池駅」の近くで、店舗面積は約4万3600平方メートル。約180店舗が出店する。
核店舗の一つとなる「イトーヨーカドー赤池店」は食品特化型とする。生鮮食品売り場には「クッキングサポート」コーナーを設けてメニューを提案、精肉売り場の対面コーナーでは肉の専門家「ミートコンシェルジュ」が接客販売する。
店内で購入した商品をすぐに食べられるイートインスペースは約100席。タマゴサンド専門店「ウフ タマゴサンド」、焼き鳥と総菜・弁当の「銀座 縁」など愛知県初出店のテナントを誘致する。また、バウムクーヘンの「ザ・バウム」、バーベキュー料理の「TENTO(テント)」などの移動式店舗を集めた「フードキャンプ」を設置する。
同SCでは、国内の商業施設としては初めて案内係としてヒト型ロボット「アクトロイド」を導入。人工知能(AI)を使った会話システムと連携させ、外国語での案内業務も行う予定だ。デジタルサイネージ(電子看板)とAI接客システムを組み合わせた無人の案内カウンターも設置する。