ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)とドンキホーテHDは6月13日、業務提携の検討を開始したと発表した。
店舗の共同運営や商品の共同開発、物流機能の統合、海外での業態開発などをテーマに今後半年以内に提携内容を具体化し、契約を結ぶ。
ユニーグループHDとファミリーマートが2016年9月に合併して発足したユニーファミマHDは、コンビニエンスストア事業と総合小売(総合スーパー・食品スーパー)事業が2本柱となっているが、収益力が低下している総合小売事業の立て直しが急務となっている。
一方、ドンキホーテHDは買収した長崎屋の総合スーパー業態を大型ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ」として再生してきた実績がある。
ユニーファミマHDの18年2月期の連結業績見通し(国際会計基準)は、売上高に当たる売上収益が1兆2373億円、営業利益が412億円。ドンキホーテHDは17年6月で売上高8220億円、営業利益455億円を見込む。