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ヤマナカ、23年3月期の営業利益は3億円 期初予想から10億円の下方修正

 愛知県が地盤の食品スーパー、ヤマナカは10月24日、2023年3月期の連結営業利益が3億円になりそうだと発表した。期初予想に比べて10億円の下方修正となる。商品ロスの増加や値入率の低下で粗利高が十分確保できなかったことに加え、今後も水道光熱費の増加が見込まれることから予想を引き下げた。

 前年の巣ごもり需要の反動と物価高騰に伴う節約志向の高まりで、売上高に当たる営業収益は880億円と、従来予想を25億円下回る見通し。純利益予想も従来の9億円から2億5000万円に引き下げた。

 同日発表した22年4〜9月期の連結業績は、営業収益が430億円、営業損益が1億3700万円の赤字、純損益が7600万円の赤字だった。今期から「収益認識に関する会計基準」を適用しており、前年同期比での増減は公表していない。