ドンキホーテホールディングスは5月8日、2017年6月期の連結営業利益が前期比5.4%増の455億円になりそうだと発表した。従来予想から5億円の上振れとなる。
既存店売上高が堅調に推移しているうえ、新規出店も3月末までで22店舗と計画を上回る順調なペースで進んでいる。インバウンド(訪日外国人客)消費の下支えも加わって、連結売上高は8.2%増の8220億円と従来予想を20億円上回る見通しだ。
固定資産の売却による特別利益を計上することから、純利益は26.3%増の315億円が見込まれる。従来予想から40億円の上方修正となる。
同時に発表した2016年7月~17年3月期の連結業績は、売上高が前年同期比8.9%増の6199億円、営業利益は6.3%増の371億円だった。既存店売上高は2.3%増だった。