【平和堂】人件費増加などで8.2%の営業減益、3~8月期
平和堂(滋賀県彦根市)が発表した2016年3?8月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比0.3%増の2157億円、営業利益は8.2%減の66億円だった。
期間中に「フレンドマートくずは店」(大阪府枚方市)など食品スーパー3店舗を新設したが、大型店の「アル・プラザ大津」(滋賀県大津市)など2店舗を閉鎖したこともり、売り上げは微増にとどまった。
商品部門別では食料品は既存店ベースで2.2%の増収を確保したものの、衣料品が3.1%減と苦戦した。このため、GMS(総合スーパー)業態は全店ベースで0.7%の減収となった。
下期は11月に「フレンドマート長浜平方店」(滋賀県長浜市)を新設する一方、10月に近江八幡店(滋賀県近江八幡市)を閉鎖する。
17年2月期通期の連結業績は従来予想通り、営業収益は前期比2.3%増の4470億円、営業利益は2.3%増の162億円と増収増益を見込んでいる。