クオール、新潟の調剤薬局、共栄堂を完全子会社化
調剤薬局大手のクオール(東京都港区)は8月23日、新潟・山形両県で85店舗超を展開する同業の共栄堂(新潟市)と資本業務提携すると発表した。
10月3日付けで共栄堂の全株式を取得し、完全子会社化する。取得額は約134億円。
共栄堂の2016年3月期の業績は売上高が126億円、経常利益が10億円。クオールは17年3月期に連結ベースで売上高1380億円、経常利益68億円を見込んでいるが、業績への影響は軽微としている。
買収後も共栄堂のブランドは維持する。医薬品の調達や物流・システム面では協業を進め、運営の効率化を図る。