リテールパートナーズ、福岡が地盤のマルキョウと経営統合

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 食品スーパーのリテールパートナーズ(山口県防府市)は7月21日、同業で北部九州が地盤のマルキョウ(福岡県大野城市)と来年3月1日付けで経営統合することで基本合意したと発表した。

 株式交換でマルキョウがリテール社の完全子会社となる。福岡証券取引所に上場するマルキョウは、来年2月24日で上場廃止となる予定。

 リテール社は山口県が地盤の丸久と大分県に本社を置くマルミヤストアが経営統合して設立した持ち株会社で、2016年2月期の連結売上高は1138億円。15年9月期の連結売上高が844億円だったマルキョウが加わることで、売上高は2000億円規模となる。

 また、丸久とマルミヤストアの中間地点に位置するマルキョウは、店舗ネットワークを形成する上でも補完性が高い。店舗数はリテール社が170店舗、マルキョウが88店舗となっている。

 リテール社の傘下入り後もマルキョウは本社を移さず、店舗の屋号も変更しない。マルキョウの斉田敏夫会長兼最高経営責任者(CEO)と富松俊一社長兼最高執行責任者(COO)は、リテール社の取締役に就任、斉田氏は代表権のある会長に就く。

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