【ファミマ】新店投資先行で5.9%の営業減益、3?5月期
ファミリーマートが発表した2016年3?5月期の連結業績は、営業利益が前年同期比5.9%減の104億円だった。客単価の増加で既存店売上高は1.1%増(単体)と堅調だったが、新規出店投資の負担で販売管理費が膨らんだ。連結ベースでの販管費は6.6%増、一方、加盟店からのロイヤルティ収入や直営店売上高などを合わせた営業総収入は3.1%増だった。
単体で179店舗を新設(133店舗を閉鎖)した結果、店舗数は1万927店舗となった。17年2月期通期では単体で1000店舗、エリアフランチャイズを含めると1200店舗の新規出店を計画している。
同社は9月1日にユニーグループ・ホールディングスとの経営統合を予定しているが、その影響を除いて17年2月期は営業総収入が前期比4.1%減の4103億円、営業利益が2.6%増の500億円を見込んでいる。