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住友不動産、延期していた「羽田エアポートガーデン」の開業を23年1月に決定

羽田空港第3ターミナルビル直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」の外観イメージ
2つのブランドのホテル、イベントホール・会議室、温浴施設、商業施設などで構成される複合施設(施設外観)

 住友不動産は、新型コロナウイルス感染症の影響で開業を延期していた羽田空港第3ターミナルビル直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」を2023年1月に全面開業することを決定した。

 羽田エアポートガーデンは、合計客室数1717室の2つのホテルとイベントホール・会議室、温浴施設、バスターミナルおよび商業施設の複合開発プロジェクト。当初は20年4月に開業予定だったが、コロナ禍に伴う緊急事態宣言の発令や訪日観光・航空需要の大幅な落ち込みを受け、開業を延期していた。

 12月にホテルと温浴施設、イベントホール・会議室を先行開業し、バスターミナルと商業施設は23年1月にオープンする。ホテルはラグジュアリーの「住友不動産 ホテル ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」(160室)とハイグレードの「同 グランド羽田空港」の2ブランドで、12月21日から一般宿泊を開始する。

 温浴施設の「泉天空の湯 羽田空港」は24時間営業で、ホテル宿泊者以外も利用可能。飛行機や富士山を眺められる展望露天風呂のほか4種の内湯やサウナ、岩盤浴を備える。

 商業施設「住友不動産 ショッピングシティ 羽田エアポートガーデン」には、約60の物販店が出店する。日本の銘品が揃う「ジャパンプロムナード」、服飾・雑貨などのショップが並ぶ「羽田参道」のほか、ドラッグストアや大型コンビニエンスストアなどで構成される。

 商業施設内のフードコート(広さ600㎡、座席数約230席)とレストラン・軽飲食店、ホテル直営のレストラン、カフェなどを合わせると飲食店の座席数は合計約1600席の規模となる。

約60店舗が出店するショッピングゾーンの完成イメージ

 商業施設内のフードコート(広さ600㎡、座席数約230席)とレストラン・軽飲食店、ホテル直接のレストラン、カフェなどを合わせると飲食店の座席数は合計約1600席の規模となる。

 羽田エアポートガーデンの敷地面積は4万3000㎡。建物は地上12階建てで、延床面積は9万1500㎡となっている。