ファミリーマートはマレーシアへの進出を決めた。現地上場企業で、畜産や水産加工などを手がける食品メーカー、QLリソーシーズ社がファミリーマートとライセンス契約を結び、店舗を展開する。今年末には首都クアラルンプールで1号店を出す予定。
ファミリーマートの海外進出は2013年のフィリピン以来で、マレーシアが7ヵ国目(台湾を含む)。3月末現在で台湾の2984店舗を筆頭に中国(1554店舗)、タイ(1108店舗)など東アジア各国で計5869店舗を展開している。
マレーシアでは、ファミリーマートと9月にコンビニ事業を統合する予定のサークルKサンクスが現地企業との合弁で13年に1号店を出店したが、その後、撤退した経緯がある。
このほか、セブン&アイ・ホールディングスの米子会社がライセンス契約を通じてマレーシアで2000店舗弱を展開している。