ファミリーマートが発表した2016年2月期の連結業績は、営業利益が前期比20.6%増の487億円となり、過去最高益を更新した。ただ、前期に計上した韓国事業の売却益がなくなったことで、純利益は17.9%減の210億円となった。
単体の既存店売上高は1.3%の増収を確保、店舗数が320店舗の純増となった効果もあってチェーン全店売上高は7.8%増の2兆55億円と初めて2兆円を突破した。
17年2月期の連結営業利益は2.6%増の500億円と過去最高を更新する見通し。業績予想には9月1日付けで予定しているユニーグループ・ホールディングスとの経営統合の影響を織り込んでいない。国内での新規出店は1200店舗(エリアフランチャイザーを除くと1000店舗)と前期の765店舗から大きく積み増す。期末店舗数は741店舗純増の1万2397店となる計画だ。