【ファミマ】国際物流などで日本郵政グループと業務提携
ファミリーマートは４月５日、日本郵政（東京都千代田区）と業務提携することで基本合意した。日本郵政グループの日本郵便（同）やゆうちょ銀行（同）と連携して新サービスを開発、店舗への来店客数アップを図る。
日本国内のファミリーマート店舗で配送を受け付けた荷物を海外の同社店舗で受け取ることができるようにするなど訪日外国人客などをターゲットにした国際物流サービスの開発に取り組む。海外のウェブサイトで日本国内の商品を注文し、現地で受け取る「越境EC（電子商取引）」向けのサービスも検討する。
国内ではファミリーマート店舗にゆうパックの荷物を受け取れる宅配ロッカー「はこぽす」を設置するほか、すでに一部店舗で設置しているゆうちょ銀行ATMの全国展開などに取り組む。
日本郵政グループではローソンと提携してコンビニエンスストアに郵便ポストを設置したり、楽天と提携して「楽天市場」で注文した商品を郵便局のはこぽすで受け取れるようにしたりするなど、積極的に他社との提携に乗り出している。
