キリン堂ホールディングス傘下のドラッグストア、キリン堂(大阪市)は2月5日、同社初の都市型店舗と位置づける「北心斎橋店」を大阪・心斎橋にオープンした。
地下鉄心斎橋駅から徒歩5分のORE本町南ビルの1~2階に出店、売り場面積は同エリアのドラッグストアとしては最大級の約764平方メートルとなっている。
インバウンド(訪日外国人)客が多いエリア特性から、化粧品関連の品揃えを充実させた。一般的な制度化粧品のほか、カラーコンタクトレンズやつけまつげなどのアイメイク用品、キリン堂の店舗では初となる有名ブランドの輸入化粧品なども取り揃えた。
2階にはインバウンド客向けのコーナーを設置、大手旅行代理店のエイチ・アイ・エスをテナント誘致し、外貨両替や多言語対応の旅行サービスを提供する。インバウンド客にお土産として人気の家電製品や南部鉄器、文房具、食品なども一部取り扱う。
また、中国最大のソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)「微信(WeChat)」の決済サービス「WeChat Payment」を日本のドラッグストアとしては初めて導入した。