ファミリーマートは1月19日、生活協同組合コープさっぽろ(札幌市)と業務提携することで基本合意したと発表した。
店舗や宅配、生産工場など北海道での事業展開で広く協力する。今後、両者で具体的な内容をつめる。
ファミマは2015年、エリアフランチャイズの北海道ファミリーマートを共同で展開していたセイコーフレッシュフーズ(同)との合弁を解消、道内店舗を本部直轄に切り替えた。15年12月末現在、道内で46店舗を運営するが、最大手の地元セイコーマートの1084店舗、セブン-イレブン・ジャパンの937店舗(いずれも15年12月末現在)、ローソンの619店舗(15年11月末現在)と比べると大きく見劣りしており、100店舗余りの食品スーパーや宅配事業を広く展開するコープさっぽろとの提携でスケールメリットを追求する。
なお、16年9月にファミマと経営統合する予定のユニーグループ・ホールディングス傘下のサークルKサンクスは、北海道で「サンクス」188店舗(15年12月末現在)を展開している。