東急は8月31日、東京・新宿の歌舞伎町で開発を進めている「東急歌舞伎町タワー」の2〜5階に出店する大型テナントを発表した。フードホールやアミューズメント施設、トレーニングジムとサウナの複合施設などが入居する。
東急歌舞伎町タワーは地上48階建て、高さ約225mの超高層ビルで、ホテルと映画館、劇場、ライブホールなどで構成される複合施設となる。開業は2023年4月を予定している。
2階には、昭和レトロな「恵比寿横丁」「渋谷横丁」などを手がけた浜倉的商店製作所が運営するフードホールが入る。「祭り」をテーマに、日本全国の地域料理やB級グルメ、丼、麺、焼き鳥など「ソウルフード」の店舗を集結。ステージやDJブースを設置し、さまざまなパフォーマンスやイベントを展開する。
3階では、バンダイナムコアミューズメントが、アミューズメントとフード、イベントなどを組み合わせた複合業態を運営する。4階には、ソニー・ミュージックエンタテインメントが、テクノロジーとエンターテインメントを掛け合わせた体験型のアトラクション施設を展開する。
5階は「美と健康」をテーマとした複合施設で、トレーニングジムやサウナ、プールなどを配置。オープンキッチンを備えたレストランを併設する。
東急歌舞伎町タワーの地下1〜4階はライブホール「Zepp Shinjuku(ゼップ新宿)」、地上6〜8階は劇場「THEATER MILANO-Za(シアター ミラノ座)」、9〜10階は映画館「109シネマズプレミアム新宿」が入ることが決まっており、18〜47階では東急ホテルズが2つのホテルを運営する。