ファミリーマートは10月1日、中堅コンビニエンスストアのココストア(名古屋市)の完全子会社化を完了した。同社は9月8日にココストアの買収を発表、全株式を130億円で取得した。
今後は12月1日をめどにココストアを吸収合併し、ココストアの店舗を順次、ファミリーマート店舗に転換していく。
ココストアは「ココストア」「エブリワン」などの店名で、地盤とする中部のほか北関東および九州で約650店舗を展開している。ココストアの2015年5月期の単体業績は、加盟店収入や直営店売上高などを合わせた営業総収入が462億円、営業利益は4億9800万円、純利益は1億2900万円の赤字だった。
ファミリーマートは、ココストアの子会社化および合併に伴う連結業績への影響は軽微だとしている。