スーパーサンシとTポイントが業務提携、ネットスーパーの加盟企業開拓
三重県で食品スーパー13店舗を展開するスーパーサンシ(鈴鹿市)とカルチュア・コンビニエンス・クラブ傘下のTポイント・ジャパン(東京都渋谷区)は8月2日、業務提携を結ぶと発表した。
スーパーサンシが「JAPAN NetMarket(ジャパンネットマーケット)」のブランド名で運営するネットスーパーのフランチャイズ加盟企業でTポイントが使えるようにするほか、両社が協力して新規加盟企業を開拓していく。
業務提携の第1弾として、Tポイント提携企業のAコープ東日本(横浜市)が11月頃から、ジャパンネットマーケットの利用でもTポイントが貯まるサービスを開始する。Aコープ東日本は関東、東北で食品スーパー60店舗を運営している。
スーパーサンシは1984年に店舗からの商品宅配事業、2000年にネットスーパー事業を開始、自社配送網の整備や月額会員制の導入、専用アプリの開発など独自のスキームを構築してきた。そのスキームやノウハウを19年からジャパンネットマーケットとしてフランチャイズ展開しており、現在19社が加盟している。
Tポイント・ジャパンは、約7000万人のTポイント会員のデータを生かし、店舗とネットスーパーを融合させたOMO型の顧客サービスや商品レコメンド(推奨)の仕組みづくりなどでもスーパーサンシと協業していく予定だ。