ローソンは8月5日、書店併設型のコンビニエンスストア「LAWSONマチの本屋さん」の2号店を愛知県碧南市に出店する。日本出版販売と連携し、約5000タイトルの本・雑誌を取り扱う。
同社は2021年6月、埼玉県狭山市に「LAWSONマチの本屋さん」の1号店をオープンした。2号店の「ローソン碧南相生町三丁目店」では、本・雑誌のほかに弁当、おにぎり、デザート、ベーカリー、飲料、日用品などコンビニ商品約3500種類を販売する。店舗面積は264㎡で、うち書店部分は40㎡となる。
ローソンは書店との共同出店の形式で書店併設型のコンビニ20店舗を展開しているが、「LAWSONマチの本屋さん」は同社が単独で運営する。
また、通常の店舗でも小説や単行本、ビジネス書など幅広い本を取り揃えられるよう、2014年から専用の「書籍什器」を導入する店舗を増やしており、6月末時点で約4000店舗に書籍什器を設置している。
コロナ禍で自宅で過ごす時間が長くなる一方、地域の書店は減少しており、ローソンの22年3〜5月の書籍や文庫本などのカテゴリーの売上高は、前年同期と比べて約3割増加した。