【ファミマ】Aコープとの一体型店舗にカラオケを併設、移動販売も
JAグループのAコープ西日本(広島市)は8月28日、食品スーパーとコンビニエンスストアの一体型店舗「ファミリーマート+Aコープこうぶ店」を島根県松江市にオープンした。
全国農業協同組合連合会(JA全農)とファミリーマートは2014年5月、JAグループの食品スーパー「Aコープ」とコンビニエンスストアの一体型店舗の出店を目指して業務提携、Aコープ西日本がファミリーマートとフランチャイズ加盟契約を結び、これまで愛媛県伊予市などに一体型店舗を出した。
一体型店舗の第3号店となる「こうぶ店」は店舗面積342平方メートルで、約3730アイテムの商品を取り扱う。営業時間は午前6時から午後10時。
地域の交流の場となるよう、地元生産者が育てた作物を販売する直売コーナーを設置したほか、大型テーブルを配した30席のイートイン(店内飲食)コーナーも設けた。
また、ファミマと提携している第一興商の協力を得て、セルフサービス式のカラオケルーム3室を設置した。
さらに同店では、高齢者向けの弁当の宅配や地域を巡回する移動販売車の運営も行う予定だ。