ドラッグストア大手のココカラファインは8月26日、2016年3月期の連結営業利益が前期比2倍の88億円になりそうだと発表した。従来予想に比べて25億円の上方修正となる。
同社の既存店売上高は15年4~6月期が前年同期比12.9%増と2ケタの伸び、7月の月次でも5.9%増と好調に推移している。前年が消費増税直後の買い控えで低迷していたため、その反動増もあるが、年間70店舗をめどに進めている改装投資も奏効している。
売上高が予想を上回る伸びを見せる中で、経費の伸びを想定内に抑えていることから営業利益が急増する。
16年3月期通期の連結売上高は前期比4.8%増の3660億円を見込む。従来予想から60億円の上方修正となる。