アークスが傘下のジョイスとベルプラスを合併、グループ再編
食品スーパー大手のアークス(札幌市)は6月22日、傘下企業の合併を発表した。岩手県のジョイス(盛岡市)とベルプラス(同)、北海道東部の道東ラルズ(北海道北見市)と篠原商店(北海道網走市)をそれぞれ2016年3月をめどに統合する。今後、統合準備委員会を設置して詳細を詰める。
グループ再編によって経営効率を高める狙い。ジョイスは2012年9月、ベルプラスは14年9月、いずれも株式交換方式でアークスと経営統合、両社を合わせアークスグループは岩手県で69店舗を展開、同県でのシェアは約4割に達している。
一方、道東ラルズの前身のイチワはアークスの中核企業であるラルズが1995年に完全子会社化。篠原商店は2011年にアークス傘下となった。
グループ再編によってアークス傘下の食品スーパーは現在の10社から8社となる。