ディスカウントストア大手のドン・キホーテは6月22日、大阪・ミナミにインバウンド(訪日外国人客)対応を強化した「ドン・キホーテ道頓堀御堂筋店」(大阪市中央区)をオープンする。
同エリアにある既存店の「ドン・キホーテ道頓堀店」は訪日外国人に対する免税売上高がグループ全店舗で最大となっており、ミナミに2店舗目を出すことでインバウンド需要をさらに取り込む。
新店舗は12階建てビルの1~6階を使って営業、売り場面積は約2030平方メートル。特徴は外国人客に人気の商品をフロア別にまとめていることで、1階は菓子と医薬品、2階は食品と生活用品、3階は化粧品やカラーコンタクトレンズ、4階は家電と玩具、5階はファッション、6階は靴・カバン・時計などの高級ブランド品を中心に品揃えする。
レジでの精算は道頓堀店などと同様に中国元、台湾ドル、韓国ウォンなど7つの通貨に対応する。
ドン・キホーテの2014年6月~15年5月の11ヵ月累計の既存店売上高は、インバウンド需要の拡大もあって前年同期比4.7%増と好調に推移している。