PB食品、15年の国内市場は3兆1084億円の見通し、4.1%増
富士経済の予測によれば、2015年のプライベートブランド(PB)食品の国内市場規模は前年比4.1%増の3兆1084億円となる見通しだ。
最近では、セブン&アイ・ホールディングスの「セブンゴールド」、イオンの「トップバリュセレクト」に代表される高付加価値型PB食品が市場を拡大している。
主要なPB食品の15年の市場規模は、標準型が1兆4142億円(12年比で25.2%増)、高付加価値型が1300億円(同2.4倍)、低価格型が1179億円(同36.3%増)と同社は予測している。
富士経済では「トップバリュ」「セブンプレミアム」「CGC」(CGCグループ)「スタイルワン」(ユニーグループなど)「くらしモア」(ニチリウグループ)「Vマーク」(八社会)「くらし良好」(オール日本スーパーマーケット協会)を標準型、「セブンゴールド」「トップバリュセレクト」「プライムワン」(ユニーグループなど)を高付加価値型、「トップバリュベストプライス」「ショッパーズプライス」(CGCグループ)「適量適価」(同)を低価格型と分類した。