セブン&アイ主要事業会社の業績、セブンの好調際立つ

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 セブン&アイグループの主要事業会社の2015年2月期の業績を見ると、日米のセブンイレブンの好調さが際立っている。

 セブン-イレブン・ジャパン(SEJ)の既存店売上高は2.4%増と好調で、粗利益率も0.7ポイント上昇の31.4%に改善、営業利益は5.0%増の2233億円となった。米7-イレブン・インク(SEI)も既存店売上高は3.1%増(ガソリン販売を除く)と好調を維持、円安の影響はあったものの営業利益は16.5%増の596億円に伸びた。

 一方、イトーヨーカ堂は既存店が4.5%の減収と苦戦。粗利益率も0.3ポイント低下の29.9%に悪化した結果、営業利益は83.4%の大幅減で18億円にまで落ち込んだ。

 食品スーパーのヨークベニマルは既存店売上高が0.2%増とプラスを維持、営業利益は0.8%の微増で128億円となった。総菜子会社のライフフーズを含めると営業利益は2.9%増の170億円だった。

 16年2月期は、ヨーカ堂が既存店売上高1.0%増、営業利益が前期比約5.3倍の100億円を見込む。SEJは3.9%増の2320億円、SEIは22.7%増の732億円、ベニマルは3.7%増の133億円とそれぞれ営業増益となる見通しだ。

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