ファミリーマートは4月1日、調剤薬局大手のファーマライズホールディングス(東京都中野区)、ドラッグストアのヒグチ産業(大阪府東大阪市)と3社で合弁会社を設立することで合意した。
新会社はヒグチ産業のドラッグストアの一部を承継、調剤薬局の専門性とコンビニエンスストアの利便性を兼ね備えた新たな業態の開発を進める。新会社は6月1日に設立し、ファーマライズが55.1%、ヒグチ産業が30.0%、ファミリーマートが14.9%を出資する予定。
ファミリーマートは2013年5月、ファーマライズと包括提携し、調剤薬局とコンビニの一体型店舗の開発を進めてきた。また、ヒグチ産業はファミリーマートとフランチャイズ契約を締結、12年5月からドラッグストアとコンビニの融合店を運営している。