【サガミチェーン】　アサヒビールなどに第三者割当、約17億円調達

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 うどん店などを展開する外食のサガミチェーン（名古屋市）は３月16日、アサヒビールや昭和産業など取引先６社を対象とした第三者割当増資を実施すると発表した。

 取引先との関係を強化するとともに、増強した資本で新規出店や既存店改装を進める。

 調達額は約17億円。引受額が最も多いアサヒビールは増資後の出資比率が3.89％と、昭和産業の4.51％に次ぐ第２位株主となる。資金の払い込み期限は４月２日。

 サガミチェーンは2016年３月期に国内で７店舗、海外で10店舗の新規出店を計画するほか、国内で17店舗を業態転換する予定で、調達した資金はこうした投資に充てる。

 同社はうどん・そばを中心とした和食店「サガミ」や「味の民芸」などを展開しており、15年３月期の連結業績は売上高が前期比26.5％増の247億円、営業利益が9.6％増の５億8000万円を見込んでいる。